外壁塗装の費用を考えるコツ!見積もりで確認すべき5つのポイント
外壁塗装は住まいの美観を守るだけでなく、家を風雨や紫外線から守る大切なメンテナンス。
失敗しない外壁塗装のためには、見積り内容をしっかり確認することが重要です。 今回は、外壁塗装の見積りで必ずチェックすべき5つのポイントを解説します。
1.塗料の種類とグレード
見積りの中で、まずは確認すべきは「塗料の種類とグレード」です。 塗料にはそれぞれ耐久性や機能、価格が異なる選択肢があります。一般的には以下のような種類があります:
- アクリル塗料(耐久性:5〜8年、安価ですが寿命が短い)
- ウレタン塗料(耐久性:8〜10年、コストパフォーマンス良好)
- シリコン塗料(耐久性:10〜15年、現在主流)
- フッ素塗料(耐久性:15〜20年、価格は高い)
- 無機塗料(耐久性:20年以上、高価格ながら超高耐久)
「なぜこの塗料が提案されているのか」「他に選択肢はないのか」を確認しましょう。
2.塗装面積と計算方法
外壁塗装の費用は、基本的に「塗装面積×敷地」で計算されます。そのため、見積りには必ず「どれくらいの面積を塗装するのか」が記載されているはずです。
- チェックポイント
- 割り当てが実際の家と近い時期を確認(業者によって測り方が異なる場合もあり)。
- 「延床面積」ではなく「外壁の面積塗装」が記載されているか確認。
適切が適切でないと、必要以上に高い見積もりになる可能性があります。
3.付帯部や追加工事の費用
外壁だけでなく、雨樋やシャッターボックス、軒天(軒裏)などの付帯部も塗装が必要になる場合がございます。
これらは見積りに含まれる場合と、追加料金として別途考慮される場合があります。
- 確認すべき点
- 付属帯部分の塗装や修繕が見積りに含まれます。
- 別途工事(コーキング補修、足場解体費など)の費用はどれくらいか。
特に、劣化が進んでいる場合は付帯部の修理が必須になることも多いので注意しましょう。
4.足場の明細
塗装工事には足場の設置が必須です。 足場代は工事費の中で比較的大きな割合を占める部分で、一般的には「15〜25万円」が相場となります。
- チェックポイント
- 足場の設置費用が明確に記載されています。
- 足場の撤去費用が含まれているかどうか。
足場代が他の業者に比べて安い場合は、工事の品質に影響が出る可能性があるので注意が必要です。
5.保証内容
塗装工事には、施工後の保証が付くことが一般的です。 なお、保証期間や対象内容は業者によって異なりますので、見積り時にしっかり確認しましょう。
- 主な保証内容
- 塗膜の保証:ひび割れや破れに対する保証。
- 施工の保証:塗りムラや仕上がり不備に関する保証。
- 保証期間の目安:シリコン塗料で5〜7年、フッ素塗料で10年程度が一般的です。
保証内容が問題ない場合、トラブル時に対応してもらえないリスクがあるため注意が必要です。
まとめ:見積もりを比較・検討する際のポイント
外壁塗装の費用を適切に抑えながら、納得できる施工を実現するためには、複数の業者から見積り見積りすることが大切です。
- 塗料の種類とグレードが正しいか
- 塗装面積や計算方法が正確か
- 付帯部や追加工事の費用が含まれます
- 足場代が適正価格か
- 保証内容が充実しているか
これらをしっかりチェックすることで、「高すぎる」「質が悪い」などのトラブルを回避、満足のいく外壁塗装工事を実現できます!