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外壁塗装のペンキ種類ガイド:選び方と特徴を解説

  • 外壁塗装コラム

ペンキ(塗料)の種類

外壁塗装において、適切なペンキの選択は重要な要素です。さまざまなペンキ種類が存在し、それぞれに特徴や利点があります。本記事では、外壁塗装におけるペンキの選び方と主な種類の特徴を解説します。耐久性、美観、環境への配慮など、あなたのニーズに合った最適なペンキを選ぶための参考になれば幸いです。



塗料の種類別の詳細


【アクリル塗料】
アクリル塗料の特徴 アクリル塗料は、アクリル系の合成樹脂が主成分の塗料になります。 現在、外壁塗装に使われる塗料としては最もグレードが低く、安い代わりに耐久性も低い塗料がアクリル塗料です。 長期に渡り建物を風雨から守るにはあまり向いていない塗料ですが、外壁塗装に全く使えないというわけでもありません。
ただし、新しいピュアアクリルなどの特殊な塗料以外はもう使用されない。


【ウレタン塗料】

ウレタン系樹脂を主成分とした塗料です。 木製や塩ビ製素材、鉄部に適した塗料であり、この3つの素材への塗料に使用される事が多くあります。 また、木製外壁材や雨どい、フローリング等の木製建材、木製建具等に採用される事が多い塗料でもあります。 安価で塗装できる上、従来のアクリル塗料に比べると耐久性も高く、さらに光沢のある仕上がりになるため、以前は外壁塗装で最も一般的に使われていました。 そのため、外壁塗装でウレタン塗料を選んでも基本的には問題ありません。


【シリコン塗料】
シリコン系塗料とは、塗料の主成分である合成樹脂にシリコンが一定程度含まれているものを指します。 塗料を選ぶ際には価格だけでなく耐久性も大事な要素ですが、シリコン系塗料はこの2つのバランスが良い塗料です。 耐久性が高いため、耐用年数も長めです。シリコン塗料は湿気を通しやすいため、塗装膜が剥がれにくく、カビや藻が発生しにくいという特徴があります。 内部結露を防止する効果もあるため、結露対策としてシリコン塗料を採用する方も多く見られます。 また、たいていのシリコン塗料には、セラミック成分も配合されています。

耐久年数と価格のバランスがよく最も使われている塗料。


【ラジカル制御型塗料】
ラジカル塗料は、塗膜の劣化をおさえる効果がある塗料です。 外壁や屋根の塗装で使われる塗料には、基本的に顔料が含まれており、酸素や紫外線などが顔料に触れることで「ラジカル」という因子が発生します。 「ラジカル」は周囲にある塗膜の樹脂を傷つけてしまうため、ラジカルが発生すると塗膜は徐々に薄くなってしまいます。

今、最も注目されているされている塗料。値段がシリコンと同等で、耐久性がシリコンとフッ素の間。


【フッ素塗料】
フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。 外壁塗料の主流であるウレタン系塗料やシリコン系塗料より高価ですが、そのぶん性能は優れているといわれるフッ素系塗料。高価な塗料ですが、優れた耐久性や耐候性を持っているので、一般住宅だけでなく大型建造物での塗装にも使われます。 一般住宅では、紫外線による劣化が激しい屋根を中心に、外壁やシャッターなどに使われることが多いです。


【無機塗料】
無機塗料とは、「無機物(炭素を含まないもの)」を配合して作られた塗料のことです。 例えば、ガラスや鉱石などが無機物です。 紫外線で劣化せず、非常に硬くて燃えにくい性質があります。 無機塗料の場合は主にセラミックやケイ素を主成分にしています。無機塗料はゴミや汚れが付着しづらく、汚れが付着しても落ちやすいことがメリットです。 無機塗料は静電気が発生しにくいので、空気中のゴミや汚れが付着しにくく、さらに汚れが付着しても親水性が高いので雨水で洗い流されます。

塗料のグレードの中で最も高く、耐久性も最も高い。新しい塗料で注目されている。



【まとめ】
外壁塗装において、適切なペンキの選択は美観や耐久性、環境への配慮に影響を与えます。
各種ペンキの特徴や利点を理解し、建物の条件や目的に応じて最適な選択を行いましょう。専門家のアドバイスや現地調査を活用し、外壁塗装の品質と耐久性を確保するために、適切なペンキ種類を選ぶことが大切です。