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あなたのお家の屋根は大丈夫ですか?パミール屋根リコールの背景と影響

  • 外壁塗装コラム

パミール屋根リコールの背景と影響

パミール屋根とは
大手住宅メーカーであるニチハから1996年~2008年までに製造販売されていたノンアスベスト屋根材料です。
アスベスト問題が起こったことにより、ニチハはいち早くノンアスベスト屋根材料のパミール屋根を開発し全国に広がりました。しかしパミールは7年で剥離がはじまり10年でボロボロになるほど耐久性に大きな問題があり、現在製造中止になっています。
ニチハのパミール屋根(パミールA・パミールS・パミールM)で起きている症状
■屋根材の剥離や剥がれ
■屋根材のズレ・抜け落ちによる落下
特に屋根材の落下する危険性があるので早急に対応する必要がある。

ゲリラ豪雨や、台風の影響により実際にパミール屋根が吹き飛んでしまい道路に落ちたという事例もあります。
事故や事件になる前に対応する必要があります。
パミールと似た剥離・剥がれの問題は、1991年に完全無石綿されたセキスイかわらUでも起きています。



アスベストによる健康被害
平成17年6月、アスベスト(石綿)建材を製造するメーカーが、従業員が肺がんや中皮腫で死亡していたこと、工場の近隣の住民や従業員の家族が中皮腫を発症・死亡していたことを公表したことが発端となり、アスベストによる健康問題が、それを取り扱う労働者だけでなく多くの国民の問題であることが広く知られるようになり、社会的な問題となりました。
吸い込んだアスベストの一部は異物として痰の中にまざり体外へ排出されます。 しかし、アスベスト繊維は丈夫で変化しにくい性質のため、肺の組織内に長く滞留することとなります。 この体内に滞留したアスベストが要因となって、肺の繊維化やがんの一種である肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあります。




パミール屋根は建物の屋根において美観と機能性を両立させることができる優れた屋根材でしたが、上記のようなトラブルが起きています。
専門家のアドバイスを受けながら対応をとる必要がある屋根です。

お家の屋根がパミール屋根かなと心配になったら、塗得(ぬっとく)までお気軽にお問い合わせください。